うつ病の原因はセロトニン?

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うつ病の原因は?

うつ病を発症する直接の原因は脳内伝達物質(神経伝達物質)であるセロトニンの不足だと考えられています。 脳の神経細胞同士はこの神経伝達物質をやり取りすることで情報を伝えています。 うつ病に深い関連があるセロトニンは生体リズムをとる役割を持ち、神経内分泌・睡眠・体温調節などに作用します。 分泌が少なくなると、気分が沈みやすくうつ傾向になることが知られています。身体的にも不眠や倦怠感、体温調整の不具合などが起きてきます。

とまぁ、専門的なことは調べればいくらでも解説してあるのですが、実際にどのようにしてセロトニンの分泌が少なくなるのかは、まだまだはっきりしていません。 セロトニンは、日光浴、睡眠、そして肉・牛乳・納豆といったたんぱく質(必須アミノ酸)を含む食品を摂取したりすることで、作られる量が増えると言われていますが、うつ病を発症した人はそうでない人に比べて、これらが不足しているという顕著なデータはありません。

とどのつまり、よくわからない、というのが現状のようです。

発症原因はそこら辺にあるにしても、なぜセロトニンの分泌が低下したかは誰にも分からないことです。 私たちの脳の性質として、原因をはっきりさせたいという欲求は大きいのですが、そこにとらわれすぎると迷路に迷い込むようなものです。 であれば、全体的な生活に目を向けて、自分に心地良い環境を用意してやる方がよほど現実的です。 良くわからないのだから、あまり理屈にこだわらないで、少しでも自分が気持ちよく過ごせるように生活を変えていく。 多分うつ病を治す近道はこれではないかと思います。